oriri mfgは今のところ2人で企画、設計、制作、販売をやっています。
役割は概ね、デザイン(設計)・制作が曽我、ディレクションが私、坂梨という具合です
が、お互いの領域にも口をはさむこともしばしば。
「どう思う?」と尋ねたり、質問だったり、意見だったり。
それらをダメ出しと呼ぶ人もいるでしょうね。
寄ってたかってじゃぶじゃぶと「ダメ」を洗い流す作業をするわけですが
この作業で企画自体、流されてしまうこともあります。
なんとなくやってみた、とか思いつきは通用するはずもなく
自分の感覚も整理して言語化したり、絵にかいてみたりします。
ギリギリ喧嘩にならないように気を付けながら
うっかり喧嘩になったりしながら。
激しめの対話は図面化の後も、モノが完成するまで続き
なんなら完成後もマイナーチェンジのための対話が続きます。
大変だとか嫌だとかは思わないけれど、時間はかかるし簡単ではない。
ものづくりに対して強い気持ちがなければどちらかがしょげてしまうことになるんでしょうが、幸い情熱としつこさが均衡しているのかもしれません。
ダメ出しばかりではなく、妥協しそうになった時に励まされることもあります。
常にそうやって筋トレを行っているので知らず知らずのうちにモノづくり筋肉が強くなってきているのかもしれない!などとも思いますが
もっと、美しいものをつくりたい
まだまだモノづくり筋肉を鍛えなければ。
画像は阿蘇oririの森で拾った鳥の巣。繊細。
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